遠赤王

開発ストーリー

源流は、日本のインフラづくりを支えてきた技術

人体に極めて有用な「遠赤外線の中の育成光線」で注目を集める遠赤王。その源流は、今から20年程前に溯ります。

当時は阪神淡路大震災が起こり、日本のダムや高速道路、ビルなどの社会的インフラの耐震工事などが盛んに行われていました。

特にコンクリートを施工する際には、規定の耐久性、水密性、鋼材保護性能等の品質を確保し、有害なひび割れを生じさせないようにするために養生をする必要がありました。

そこで課題となるのが、このコンクリートの養生時に迅速かつ均一に乾燥させることだったのです。

従来は周囲をブルーシートなどで囲い、練炭やジェットヒーターなどを用いて付近の温度を一定以上に保つしかない。

画期的な養生システムの開発が待たれていました。そのような環境下で誕生したのが、ダイユージンシート(遠赤王)でした。

ダイユージンシート(遠赤王)は、高純度な炭素繊維による遠赤外線輻射シートです。

強力な遠赤外線の輻射により、迅速にコンクリートの最内部から分子活動を促進させ、極めて均一に安定した品質と強度を管理することが可能となりました。

ボイラーによる排気ガスや騒音もなく、Co2を発生させることもありません。

従来の養生現場の様々な問題点を解消し、計り知れないメリットをもたらす画期的な養生システムとして注目されるようになりました。

やがてダイユージンシート(遠赤王)は、遠赤外線を利用した『全身ハイパーサーミア』という温熱療法を研究する医療分野からも注目されるようになりました。

温熱療法は、再発や転移した進行がんやAIDSなどのウイルス感染症、リウマチや喘息、アトピーなどのアレルギー疾患に治療効果が得られるとされています。

普段の暮らしの中に、健康効果の高い温熱療法を取り入れることができる遠赤王。その誕生の裏には、日本のインフラ作りを支えてきた画期的な技術というドラマが隠れているのです。

太陽と同じ「育成光線」で健康に

遠赤王は、大量の遠赤外線を発生し、人の体を直接内部から温めてくれます。この遠赤外線は「太陽の光」にも含まれており、不思議なことに人間も微量ですが、発生しています。この光の波長が植物や動物の成長に欠かすことができない「育成光線」と呼ばれるものです。

遠赤王は、この「育成光線」の遠赤外線のみを発生させる遠赤外線シートを使用しています。しかも電気代を安く抑えることができ、空気もクリーンで、熱源がないので低温やけどなどの心配もありません。施工も簡単で耐久性があり、フローリングはもちろん畳の部屋の床暖房にも活用することができます。いつでも、どこでも、床下に太陽があるあたたかさ。冷えは万病のもとです。体の芯から暖まる温熱療法をお気軽にできる遠赤王。皆さんの「かいてき生活」は、ここからはじまります。